単属性であることのメリットをくれ
アリエッタの評価時に「単属性で固めれば強いが、そこまでするメリットがない」
という評価をしました。
このアリエッタも蓋を開けてみると、デッキに単属性が4体以下のとき攻撃力がかなり落ちるという厄介な性能。
効果値と単属性数の関係はgamewithによると
1体 上限値の10%
2体 上限値の15%
3体 上限値の25%
4体 上限値の35%
5体 上限値の100%
単属性救済として出てきたと思ったんですが、条件を満たさないとなかなかひどいですね。単属性デッキ以外での運用は現実的ではありません。
そもそも、複属性に比べて単属性のメリットが少なすぎるというのが問題だと思うんですよね。
今回は複属性との差を少しまとめてみました。
【ステータス面での差】
アタッカーに関しては、単属性の方が攻撃のステータスが強めに設定されている傾向があります。
そのため、反動大魔術・犠牲大魔術・特効大魔術などの単発型のSSは単属性のほうが威力が高くなることが多いですね。
でもこれは単属性だから強いっていうよりは、ステータスが高いから強いってだけです。
実際、複属性持ちの正月キュウマと単属性のGPアリエッタを比べると、同ターン発動の同効果値でもL潜在の関係で正月キュウマの火力が上回ります。
HPに関しては単属性と複属性でそれほど大きな差がありません。
【潜在面での比較】
・単属性精霊の潜在によるステータス底上げ。
種族強化がない限りはHP・ATK400アップ。
・複属性精霊の潜在によるステータス底上げ。
同複属性の精霊に対してHP・ATK600アップ。
明らかに差がついています。
最近は複属性精霊の潜在が100+300になっているため、同複属性で固めないと600アップにはなりませんが、複属性精霊なんて同複属性で固めてナンボの世界なんで、そんなの関係ありません。
この潜在の差で、複属性精霊は単属性精霊に迫る攻撃実数値を持つこともありますし、HPに関しては複属性精霊が上回ることが多いです。
単属性には一応、特殊な強化潜在が存在してます。雷単色なんかはこれでかなり強くなりますね。
しかし、これは持っている精霊が少な過ぎてあまりメリットとは言えません。
【パネルを踏んだときの比較】
複属性のメリット
・パネルが違ってもAS発動可能
・連撃の場合、表記の2倍の連撃数
単属性のメリット
・無駄に攻撃しないので属性吸収などに引っ掛かりづらい
この単属性のメリットの無理やり考えた感
【AS、SSの比較】
同攻撃力の単属性と複属性を比べると、複属性のほうが、ほかの属性がある分ダメージ量が勝ります。
同攻撃力の精霊の火力を比較すると
【AS】
・単色パネルを踏んだときの攻撃力は単属性の約1.16倍~1.3倍
・属性一致の複色パネルを踏んだときの攻撃力は単属性の約1.3倍~1.6倍
【SS】(大魔術)
・単属性の約1.3~1.6倍
これがあるため、単属性のほうが攻撃数値が高く設定されているんでしょう。
個人的な見解ですが、潜在なども考えると
現状では単属性アタッカーであれば複属性の攻撃ステータスの1.5倍以上はないとお話になりません。
その他、特に属性が強みとなるAS・SS
単属性であることがメリットとなるAS
・ 思 い 浮 か ば な い
複属性であることがメリットとなるAS
・連撃
・複属性回復
・複属性エンハ
単属性であることがメリットとなるSS
・純属性大魔術
複属性であることがメリットとなるSS
・複属性エンハ
・連撃
・大魔術
複属性は複属性であることで強化されるエンハや回復があるのに対して、単属性にはありません。
SSの大魔術や連撃は複属性であればデッキにピン刺ししても表記以上の火力を出してくれますが、純属性大魔術は単属性で固めないと価値がありません。
こうしてみると、
単属性が、単属性であるゆえに与えられるメリットはほとんどないです。
アタッカーは攻撃ステータスが高くされていることが多いため、強みにはなりますが。
単属性のヒーラーに関しては複属性に勝る点が全くありません。
今回のように、デッキによる強化SS登場もいいんですけど根本的な面で複属性に劣っているので、
単属性の場合は効果値を底上げするとか、単属性であることが強みになるような、そんな救済を用意してほしいですね。
DL限定のアンジェリカの進化を見る感じ、そこら辺も意識してくれてるとは思うので期待はしたいです。
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